日本小児外科学会専門医制度について

小児外科専門医(認定医)

小児外科専門医とは「こどもを安心して預けることができる外科医」のことです.「安心して預けることができる」ことの中には「他の適切な施設に転送する」ことも含まれています.自己の力量だけでなく,設備や人員をも含めた総合的な立場から最も正しい治療法を選択できると認められたものが小児外科専門医になれます.従来は小児外科学会認定医と呼ばれていましたが,2002年から小児外科専門医への移行が開始されました.2021年1月現在で小児外科専門医の数は671名です.

認定施設

小児外科の専門診療が行われており,一定以上の診療が行える設備を備え,しかも小児外科の進歩・発展に熱心に活動している病院を小児外科学会が厳正な審査の上認定しています.厳しい審査が行われるため残念ながらすべての県にあると言う訳にはいきません.すべての子供達が平等に一定以上の医療を受ける機会を与えられるのが理想ですが,現状では地域的な偏りがある事は否定できません.

指導医

小児外科医を目指している若い医師を指導できる十分な小児外科の力量と経験を備えた医師です.指導医となる条件は他の学会の専門医よりもかなり厳しいもので,学会が厳正に審査して認定しています.特に手術経験数は非常に高レベルの水準が要求されており,2021年1月現在で日本全国で276名が指導医として活躍しています.

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